全ての会社の全ての採用に共通する採用基準について
- 代表
- 2023年2月16日
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採用基準について考えるときに、能力面、経験スキル、価値観などは会社ごとそれぞれに違いますが、全ての会社の全ての採用の根幹にある採用基準があります。
それは、「採用にかかるコスト+支払う給与・賞与+社会保険料」よりも多くの売り上げに貢献してもらうこと、つまり黒字になる方かどうかです。
これは、アルバイトの方であっても、正社員であっても変わらない絶対的な基準です。単純な理屈ですが、黒字となる社員の方を増やすことが出来れば、企業の業績も伸びます。
当社でもこの考えは常に持ちながら各お客様の支援をさせて頂いております。当社のサービスは採用から人事全般にあたりますので、当然採用するかしないかの意思決定の場に立ち会わせて頂くことも多くあります。
先日、あるお客様からこんなお言葉を頂きました。
「採用支援をお願いする前だったら絶対採用していたよ。でも、一緒に採用をやってきて、この先の活躍の予測もある程度出来るからこそ、この候補者の方はスキルや経験で良い部分もあるけれど、希望年収も考えると黒字になるかどうかでいったら難しそうだから、今回はお見送りにする」
正直、これだけスキルマッチするなら採用になってもおかしくないな、と思っていたので、この意思決定に、これぞ経営者の判断だと私は震えました。当社が支援させて頂いてからというもの組織の若返りも進み、人件費は下がっているのに、売上は上がっており、利益率もあがっています(賞与に反映もされています)。この実績と自信があるからこそ、今回の大きな意思決定が出来たそうです。
採用判断に迷ったときは「人件費よりも黒字になるかどうか」という採用の初心に戻ってみてはいかがでしょうか?
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